心と体は密接につながっています。
脳の中の、視床下部という部分では、
心臓をうごかしたり、胃酸を分泌させたり、
生命を維持する機能を、人間の意志と関係なく行っているそうです。
私達は自分の意思で、「よし、心臓動け!」とか命令することはできませんものね。
でもストレスが溜まったり、ホルモンのバランスが崩れたりすると
この視床下部の働きがうまくいかなくなって、いわゆる【自律神経失調症】になってしまうそうです。
イライラしてしまったり、胃に穴があいてしまったり、眠れなくなったり、
そうなると生活に支障が出てきますね。
女性の場合、1ヶ月の間に、
体と心の状態や、自律神経の状態が、上がったり下がったりしがちです。
私は月経前緊張症なので、生理前には、
食欲が抑えられなくなったり、
自分の感情がうまくコントロールできなくなったり、
集中力が無くなったりします。
若い頃は、なぜそうなるのかわからず、随分と苦しい思いをしましたが、
今は、月経周期と関係していることはわかっているので、
サプリメントを飲んだり、ウォーキングをしたり、その時期は気をつけて過ごすようにしています。
その中でも、私が一番影響を受けるのは寝不足。
つい寝不足になってしまうと、いらいらして夫に当たってしまうことも。。
でも、こうやって自覚を持つことで、
以前に比べれば、ずいぶんと上手にこの時期をやり過ごすことができるようになりました。
女性が自ら自分の体の周期を知ることと、そしてパートナーにも自分の体の周期を知っておいてもらうことは、とても重要です。
いらいらして当たってしまったとしても、
この時期はいらいらしがちだから、とパートナーが知っていれば、
感情のぶつかりも、寛容に受け止めることもできるようになり、
いたわり合うこともできるようになります。
(いやいや、だからといって、当たっていい訳ではないですよ。
旦那様、いつもすみませんね~)
このことだけでなく、
いろいろな自分の体調や感じ方の癖、好きなこと、嫌いなこと、
そんなことをお互いに知っておくことは、とても大事です。
知らなければ受け止められないことも、
知っていれば受け止められます。
それはお互い様。
ここでは女性側の一部分のことだけを書きましたが、
完全に100%非の打ち所がない人はいませんし、
自分と全く同じ人もいません。
だからこそ、自分と違う部分を理解して受け入れ合って行くことが大事になってきます。
交際中も、結婚してからも、二人でいろいろなことを話して、
信頼関係を築いていきましょう (^o^)
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